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Alumni Association Journal

第5回 理事会 議事録

開催日: 2026年3月21日 場所: 薬円台公民館

Abstract (第5回理事会議事要約)

  • 表彰・挨拶: 6期生の清水あや子氏へ長寿・功労表彰を実施。次期総会で退任する石川会長より、会員減少対策や組織強化など今後の3つの重要課題について挨拶がありました。
  • 事業報告・計画: 2025年度の各種行事(競技大会、文化講演会、過去最多来場を記録した作品展など)の報告と、2026年度の事業計画(DX化推進組織の設立、HP有料版移行など)が共有されました。
  • 組織改革(審議): 「いきいき学部修了生限定」の要件を緩和し、「開かれた同窓会」への転換案が提案され、来年度にかけて運用ルールの検討を行うこととなりました。
  • 財務・人事: 広報紙の内製化による経費削減が報告され、次期会長候補の長澤氏をはじめとする新役員人事が共有されました。
  • 文化講演会に関する討議: 中央公民館の長期休館による会場費高騰などの課題を受け、講演会の開催意義や講師選定について「原点回帰」の視点からグループディスカッションによる見直しを行います。

I. 表彰および退任の挨拶

1. 長寿・功労表彰

  • 6期生の清水あや子氏(88歳)に対し、米寿のお祝いとこれまでの多大な貢献への感謝を込めて、表彰状と記念品を授与。
  • 清水氏より「俳句や太極拳、カラオケ、ハイキングなどの活動への参加が『ボケ防止』と健康維持に繋がっている」との謝辞がありました。

2. 石川会長の退任挨拶

4月の定期総会をもって退任する石川会長より、4年間の任期を振り返る挨拶と課題提起がありました。

  • 活動への所感: 年数とともに体力や思考の衰えを感じることもあったが、会員と共に素晴らしい時間を過ごせたことに深く感謝している。
  • 今後の3つの重要課題:
    • 会員減少への危機感: 入会当初約2,000名いた会員が現在は600名台まで減少。活動維持のための人員確保が急務。
    • 行政との連携強化: 高齢者福祉課(福祉支援)と社会教育課(生涯学習)の両面において、より密なコミュニケーションが必要。
    • 組織の強化と活性化: クラス会や同好会の活動を再強化し、魅力あるアイデアを出し合うことで、会費収入の維持と組織の活気を保ってほしい。

II. 2025年度(令和7年度)事業報告

囲碁大会(3月2日開催)

衆議院選挙の影響もあり会場制限があり、手狭な部屋での実施となったが、実行委員の尽力により無事終了した。

文化講演会(3月11日開催)

  • テノール歌手の櫻井淳先生と合唱団を招き、230名が来場。
  • 東日本大震災から15年の節目として、被災地の現状を歌った「群青」の歌唱や黙祷を実施した。

第36回 作品展(3月11日〜15日開催)

  • 来場者数: 905名を記録し、コロナ禍以降で過去最多となった。
  • 新たな試み: 市民大学修了生以外の「賛助会員」8名が新たに出品。また、休止していた陶芸グループが再結成され、9名が展示を行った。
  • デジタル展示の課題: AI作曲などの新しい展示を行ったが、見せ方や説明方法に改善の余地があることが確認された。

市民大学校の現状(参考報告)

  • 次期23期生の応募が非常に好調で、多くの学科で定員を超過し、久々に抽選会が実施された。
  • 410名以上の新入生が入学予定であり、本会の将来的な会員確保に向けた好材料となっている。

III. 組織改革と会員資格の変更案(審議)

「開かれた同窓会」への転換提案

背景
高齢化と会員減少が進行しており、現状の入会資格(いきいき学部修了生限定)のままでは組織の持続可能性(サステナビリティ)が危ぶまれる状況にある。
改正案の内容
規約に「原則として」という文言を導入する。これにより、理事会の判断で「まちづくり学部」修了生や、一般市民なども会員として受け入れ可能にする。
期待される効果
組織の若返り、活動内容の多様化、および地域貢献の強化を目指す。
今後の流れ
改正案に伴う具体的な運用ルール(推薦制度の導入など)をさらに精査し、来年度1年間をかけて継続的に検討・審議を行っていく。

IV. 2026年度(令和8年度)事業活動計画案

1

定期総会とアトラクション

4月10日開催予定。総会終了後、初の試みとしてピアニスト平澤諭氏による演奏と合唱のイベントを実施する。

2

組織運営体制の変更

  • 「執行部会(旧部長会)」を月1回開催とする。
  • 「理事会」の開催を年6回に増回し、情報共有をより密にする。
3

DX化の推進

「ホームページ制作チーム」と「デジタル担当会議」を統合し、独立した運営組織(DX化推進チーム)を新たに設ける。

4

新規・継続事業

  • デジタル支援: スマホやパソコンのスキルアップ講習会を2ヶ月に1回のペースで実施する。
  • 福祉バス利用行事: 6月23日にJAXA(筑波宇宙センター)の見学を計画中。
  • ホームページの有料化: 広告非表示化と安定的な運営を目的として、3月より有料版システムへ移行した。

V. 財務報告および役員人事

2025年度 決算見込み

  • 収入 約210万円
  • コスト削減 広報紙を外部印刷から内製化へ移行したことにより、約14万円の印刷費削減を達成。
  • 経費 学生会館の閉鎖に伴う備品の廃棄費用など、臨時的な支出が発生した。
  • 次期への繰越金(見込み) 約13万円

2026年度 予算案

  • 前提 会員数を610名と手堅く見積もり策定。
  • 新規事業準備金 デジタル化推進や新イベント企画のために13万円を計上。
  • 広報費の大幅削減 外部印刷を完全に廃止し、内製化に移行することで、従来の予算51万円から29万円へと大幅に圧縮する。

次期役員人事(案)

新会長候補
長澤 純子氏
新副会長候補
井上 忠氏
新監事
3名を選出

※なお、石川現会長は退任後、顧問に就任する予定です。

VI. 文化講演会に関する今後の検討事項

文化講演会の今後のあり方について、現状の課題整理とグループディスカッションの方向性が確認されました。

1. 運営における現状と課題

  • 継承・記録の欠如: これまでの開催回数や、重要な行事としての詳細な経緯が組織内で十分に継承されていない。過去の経緯は文化部内での伝承に留まり、理事会全体で共有・蓄積される仕組みになっていない。
  • 近年の開催実績:
    • 3年前:中国の「変面」ショー(中央公民館)
    • 翌年:船橋在住のラジオ体操講師による実技・講演
    • 今年度:櫻井淳先生による講演・コンサート

2. 講師選定プロセスの変化

  • 従来の傾向: 明確な選定基準はなく、その時々で「手配できる人」や個人的な繋がりに依存。特に「マスター学院」の講師やその紹介に頼ることが多かった。
  • 近年の多様化:
    • ラジオ体操講師:外部の紹介を通さず、市民大学の授業講師へ直接依頼した初のケース。
    • 櫻井氏:合唱団での人気や話術を高く評価し、3年前からスケジュール調整を行い実現した。

3. 予算と会場に関する制約条件(深刻な課題)

  • 会場費の急増: これまでメイン会場としていた中央公民館が、改修等のため今後2年間使用不可能となる。外部会場へ変更した結果、従来の約1万円から大幅に会場費が上昇した。
  • 収支の圧迫: 今回の講演会費用(総額約17万6,000円)のうち、会場費等が約10万円を占めている。このコスト増が継続すれば予算を著しく圧迫し、他の事業開催数にも悪影響を及ぼす懸念がある。

4. 今後のあり方に向けたグループディスカッション方針

現在の会場制約や予算の課題を「原点回帰」の機会と捉え、以下のキーワードを軸に議論を進めます。

関心テーマの探究

「健康」「就活」「エンターテインメント」など、現在の会員が真に強い関心を持つ内容は何かを探る。

集客と目標の設定

いかにして「より多くの人を集めるか」を目標に掲げ、それに適した講師やコンテンツを検討する。

制約条件との調和

限られた予算環境の中で、同窓会主催の講演会としてどのような規模や内容が最適かを再定義する。

運営体制

総務担当者が進行・まとめ役を担い、各グループから出される多様な意見やアイデアを共有・集約していく。

VII. その他・連絡事項

  • 理事の選任状況について 一部のクラス会において、次期理事が未定であったり、本部への報告が漏れている箇所が見受けられるため、各クラスにて至急確認と報告を行うよう要請がありました。
  • 各種スケジュール ゴルフ、パークゴルフ等の各競技大会の日程調整を進めるとともに、参加者増加に向けた積極的な声掛けを行うよう依頼がありました。